4月の誕生石その2・【モルガナイト】について
今まで4月の誕生石と言えばダイヤモンドだけでしたが、先日誕生石が改訂され、新たに4月の誕生石として「モルガナイト」が追加されました。
そこで、今回はモルガナイトについてのお話です。
目次 1.モルガナイトとは |
1.モルガナイトとは
モルガナイトは透明感のある、淡いピンク色やオレンジ色が特徴的な、優しい色味の宝石です。
和名では「モルガン石」と呼ばれています。
中でもピンク色のモルガナイトは、価値が高い物として見られています。
日本では桜の花びらに近い色であることから、4月の誕生石として新たに認定されました。
鉱物としては「ベリル」というグループに属しています。
同じベリルである「エメラルド」・「アクアマリン」とは家族の様な関係の宝石と言え、ベリルに「マンガン」という元素が含まれることで、ピンク色のモルガナイトになります。
モルガナイトは元々「ピンクベリル」という名称で呼ばれていましたが、1910年のマダガスカルで発見され、当時のアメリカで有名な投資家であるジョン・モルガン氏の名前が由来で「モルガナイト」と名付けられました。
モルガン氏は宝石や原石などのコレクターとしても有名で、所持している宝石がパリの万国博覧会でも展示されるほどの熱心な人物でした。
発見されてから100年たらずと、歴史としてはまだ若いモルガナイトですが、繊細で柔らかな透き通ったピンクの色味が女性を中心に人気を集めており、ブレスレットやネックレスに使われていることも多く、広く親しまれている宝石です。
2.モルガナイトの産地
モルガナイトの産地としては、ブラジル・アメリカ・マダガスカル・アフガニスタン・モザンビーク・ナミビアなどがあります。
その中でも主産地として知られているのはブラジルのミナスジェライス州の鉱山で、市場で見かけるモルガナイトのほとんどは、ブラジルのものとなっています。
またマダガスカルではブラジルほどの産出量はありませんが、最良品質のモルガナイトが採掘されることで知られています。
その他の国でも採掘されてはおりますが、供給量があまり安定していないのが現状です。
3.モルガナイトの硬度と性質
モルガナイトのモース硬度は7.5~8です。
ガラスや鉄よりも硬い宝石ということになります。
基本的に丈夫な宝石ではありますが、なるべく衝撃などを与えない様に扱ってあげることが大事です。
汚れを拭き取る時は、柔らかい布を使って優しく拭くようにしましょう。
4.モルガナイトの石言葉
モルガナイトには「女性らしさ」「愛情」「清純」「優美」といった石言葉が込められています。
淡いピンク色の見た目も相まって、愛や温もりといった雰囲気を強く感じさせ、これからご結婚される女性を応援し、優しく包み込む宝石です。
幸せなご結婚の象徴とも言えるモルガナイト。
結婚指輪の裏側などにさりげなく石留めすることで、お相手への愛情を忘れずに、いつまでも大切に保ち続けられるような、お守りになってくれることでしょう。
***他の誕生石については下記をご覧ください***
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