12月の誕生石【タンザナイト】について
12月に入り、年の暮れが近づいて参りました。
街中ではイルミネーションがきらめき、一年で一番好きな季節になりました。
カップルの方にとっても12月はロマンティックな月になることでしょうね。
一方で新型コロナウィルスの影響で、世の中の動きが大きく変わってきていますが、そういった状況の中でもお客様に心から喜んで頂ける結婚指輪・婚約指輪を、今後もご提供していけたらなあと思います。
さて今回は12月の誕生石、タンザナイトについてお話します。
タンザナイトは深みのある澄んだ青色の宝石です。
目次 |
1.【タンザナイト名前の由来】
本来、「ゾイサイト」という正式な名前を持つこの石が、なぜ「タンザナイト」と呼ばれるようになったのでしょうか。
元々はジュエリー業界の中でも有名なティファニー社が、タンザニアで採掘されたことに因んでその透き通った青紫の色が「タンザニアの夕暮れの空」を連想させることから、「タンザナイト」とコマーシャルネームとして名付け、世界中で人々に愛される宝石になりました。
2.【タンザナイトと鑑別書】
タンザナイトと言うコマーシャルネームの時には、鑑別書は「ゾイサイト:別名タンザナイト」と表記されていましたが、2018年日本の鑑別団体協議会で、宝石名として正式に認められ、宝石名「タンザナイト」と表記されるようになりました。
それなので、元々はタンザナイトはゾイサイトの一種で、ゾイサイトの中でも特に美しい青色を持つ石(ブルーゾイサイト)が、「タンザナイト」と呼ばれるようになりました。
ちなみにゾイサイトは、このタンザナイトの他に、「グリーンゾイサイト」「バイカラーゾイサイト」「ルビーインゾイサイト」などカラーバリエーションも豊富です。
3.【タンザナイトの色】
タンザナイトと似たような宝石に「ブルーサファイア」がありますが、その違いの一つ目は色です。
タンザナイトはブルーサファイアよりも青紫の色合いが強いという特徴があります。
青紫の色が濃いほど、また濃い青紫の色の中にピンク色を感じる石ほど、タンザナイトの価値は高くなっていきます。
4.【タンザナイトの硬度】
「タンザナイト」と似たような宝石「ブルーサファイア」との、二つ目の違いは硬度にあります。
「モース硬度」という宝石の硬さを定めた基準があるのですが、最も柔らかい「1」から最も硬い「10」の間で判断されています。
その中でサファイアの硬度は9とかなり硬めですが、一方タンザナイトは6~7となっています。
それなので、タンザナイトはサファイアよりも繊細で柔らかい石ということになります。
タンザナイトを身に着ける時には、丁寧に、大切に扱ってくださいね。
5.【タンザナイトの産地】
主産地は名前の由来通りタンザニアであり、メレニア鉱山という場所でしか採掘されません。
その状況が現在も続いているため産出量が少なく、今後もタンザナイトの価値は、
ますます上がっていくものと思われます。
6.【タンザナイトの石言葉】
タンザナイトの石言葉は「高貴」「冷静」「成功」。
気品ある華やかさを大切にしつつ、落ち着きのある雰囲気を持つ宝石です。
12月にお二人の思い出がある方、12月生まれの方は、冷静な判断力を持ち、成功への道を共に歩んで行きたいというお二人の道を応援してくれると言われているタンザナイトを、結婚指輪・婚約指輪の中石や、指輪の内側に留めるのも素敵かもしれませんね。
***誕生石についての他の項目については下記をご参照ください。***
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