3月の誕生石【アクアマリン】について
結婚指輪や婚約指輪をオーダーメイドする際に、3月が誕生月の方の中には、誕生石であるアクアマリンを使いたいとお考えの方も、いらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、よりアクアマリンについて知って頂くきっかけになればと思い、詳しくお話出来ればと思います。
目次 |
1.アクアマリンの呼び名について
和名で「藍玉(あいだま)」という名のアクアマリン。
実はアクアマリンには、「アクワマリン」という呼び方もあります。
この名前は日本ジュエリー協会と、宝石鑑別団体協議会(AGL)によって発表されているため、日本での正式な名称は「アクワマリン」になります。
ただし宝石店などでは、「アクアマリン」の名前で表記されている場合が多いため、こちらの呼び方の方が、ポピュラーになっています。
2.アクアマリンの由来と言い伝え
アクアマリンという名前は水を連想させる色合いから、ラテン語で水を意味するアクア(Aqua)と、海を意味するマリン (Marine)に因んでその名前が付けられました。
またアクアマリンは古代ローマにおいて、月の女神であるディアナの石と言われており、またヨーロッパでは、かの有名なフランス王妃マリー・アントワネットが、ダイヤモンドと同じくらい愛した宝石としても有名です。
3.アクアマリンの産地
アクアマリンの主な産地としては、ブラジル・ナイジェリア・モザンビーク・タンザニア・シベリア・マダガスカルなどが挙げられます。
また産地によって品質に違いがあります。
例えば、
● ブラジル産のアクアマリンは、
最も有名であり、大粒の物が多く、美しい薄めのブルーをしていて、品質の良い物が多いと言われています。
● ナイジェリア産のアクアマリンは、
全体的に小粒の物が多いですが、その分濃い色のアクアマリンが多く産出されると言われています。
● モザンビーク産のアクアマリンは、
採掘が始まったのが20年ほど前と若いですが、ブラジルに次いで品質の良い物が多く産出されるそうです。
4.アクアマリンの硬度と性質
アクアマリンのモース硬度はおよそ7.5~8です。
宝石の中ではそれなりに頑丈で、ヤスリでようやく傷が付くかどうかという硬さです。
そのため日常生活の中では、傷が付くことはほとんどない宝石と言えるでしょう。
また鉱物としては「ベリル(緑柱石)」という分類に入るため、同じ分類の「エメラルド」とは、親戚の様な関係を持つ宝石でもあります。
5.アクアマリンの石言葉
アクアマリンには、「聡明」・「沈着」・「勇敢」という石言葉があります。
困難に直面しても落ち着いて、自信を持って立ち向かい、幸福を探し求めていける、そんな風に背中を押してくれるような、味方になってくれる宝石と言えるでしょう。
*** 他の月の誕生石は、下記をご覧ください ***
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