1月の誕生石【ガーネット】について...

1月の誕生石【ガーネット】について

1月の誕生石ガーネットについて

 

 

1月の誕生石と言えば「ガーネット」ですね。

結婚指輪や婚約指輪に誕生石のガーネットを入れたい方もいらっしゃるのではないかと思いますので、ガーネットについて少し詳しくお話ししてみようと思います。

 

 

 目次

 

  1.ガーネットの種類

 2.  ガーネットの言い伝え

 3.  ガーネットの産地

 4.  ガーネットの硬度

 5.  ガーネットの石言葉

 

 

 

 

****************

 

 

1.ガーネットの種類

 

ガーネットは和名で「柘榴石(ざくろいし)」とも呼ばれ、その見た目も果物の柘榴を連想させるような、深みがあって透き通るような赤色の宝石というのが一般的なイメージだと思います。

しかし、実はガーネットは赤色だけではなく多彩な色を持つ宝石であることをご存じでしょうか?

ほかにもパープル・グリーン・オレンジ・イエローとそれぞれに違った美しさを持っていて、様々な種類のガーネットがありますので、参考までに数種類のみご紹介いたします。

 

 

アルマンディンガーネット・・・濃赤色の夕焼けを連想させるガーネット。

一般的にガーネットと言えばアルマンディンガーネットが最も代表的な種類のガーネットと言えます。

別名「アルマンダイトガーネット」とも呼ばれており、和名は「鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)」です。主成分は鉄・アルミニウム。

 

パイロープガーネット・・・アルマンディンよりも若干色味が薄く、ルビーを連想させる真紅の血のような赤色のガーネット。

アルマンディンガーネットと並んでガーネットを代表する種類であり、宝石としての価値もアルマンディンガーネットとほぼ同等とみられることが多い様です。

採掘されるパイロープガーネットには小さい物が多く、2ct以上のパイロープガーネットはほとんど見かけることはありません。

和名は「苦礬柘榴石(くばんざくろいし)」、主成分はマグネシウム・アルミニウム。

 

ロードライトガーネット・・・少し紫がかったワインレッドのような色のガーネット。

アルマンディンガーネットやパイロープガーネットに次いで有名なガーネットです。

1882年米国ノースカロライナ州で初めて発見された比較的新しい宝石です。

和名は「薔薇柘榴石(ばらざくろいし)」、主成分はマグネシウムと鉄とアルミニウム。

 

スペサタイトガーネット・・・明るいオレンジに近い色のガーネット。

昔は日本ではあまり人気がなかったそうですが、最近になって少しずつ人気が出始め、流通するようになってきました。

スペサタイトの中でも、特に鮮やかで明るいオレンジ色のものは「マンダリンガーネット」と呼ばれています。

和名は「満礬柘榴石(まんばんざくろいし)」、主成分は鉄とマンガン。

 

マラヤガーネット・・・若干のピンク、あるいはブラウン色掛かったガーネット。

コマーシャルネームのため和名は決まっておらず、「ウンバライト」とも呼ばれています。

成分としては、パイロープガーネットとスペサタイトガーネットの混合種と言われています。

 

デマントイドガーネット・・・鮮やかな緑色のガーネット。

ガーネットの中でも特に希少価値が高く、市場でも高い値段で取引されています。

クロム元素を含んでおり、これが多いほど濃く鮮やかな緑色を発します。

和名は「翠柘榴石(すいざくろいし)」、主成分は鉄とカルシウムと珪酸塩。

 

 

 

 

****************

 

 

2. ガーネットの言い伝え

 

 

古代よりガーネットは、世界的に神聖な石として崇められてきた歴史があります。

旧約聖書においてノアの箱舟の照明代わりに使われ、嵐と洪水の中暗闇を照らし、進むべき道を示してくれたと言われています。

 

そのほかにも紀元前ヘレニズム時代、アレクサンダー大王がギリシャから中央アジアまで遠征した際に、インドから自国まで持ち帰ったというエピソードもあります。

ちょうどその頃から、人々の間でガーネットを身に着ける文化が流行り始めたと言われています。

 

 

 

 

****************

 

 

 

3.ガーネットの産地

 

ガーネットの主な産地は、インド・アメリカ・ロシア・ブラジル・マダガスカル・スリランカ・ミャンマー・タンザニア・アフガニスタンです。

 

 

 

 

****************

 

 

 

4.ガーネットの硬度

 

ガーネットのモース硬度は基本的には7~7.5です。

これはガラスや鉄に傷をつけることが出来る硬さであり、またガーネット自体が水分や日光などにも強い耐性を持っているため、ガーネットは比較的丈夫な宝石として知られています。

ただし、デマントイドガーネットだけは硬度が6.5~7となっているため若干柔らかく、扱いに気を付ける必要があることを覚えて頂ければと思います。

 

 

 

 

****************

 

 

 

5.ガーネットの石言葉

 

ガーネットには「誠実」「真実」「勝利」といった言葉が込められています。

物事に対して正しく向き合い、困難に打ち勝って自分の信じた道を進んでいくという力を与えてくると言われている宝石です。

 

 

 

ガーネットは、ご結婚を控えられたカップルの方にもピッタリな石言葉ですね。

楽しい事だけではなく、時には辛いこともある人生において、ガーネットはお二人の進むべき道へ背中を押してくれるような、心強い味方、守護石となってくれるのではないでしょうか?

 

 

私たちSt.Maria(サンタマリア)でも、セミオーダーメイド、フルオーダーメイドのどちらでも、結婚指輪や婚約指輪の内側に小さいガーネットや、中石として指輪表面に大きめのガーネット等を石留することが可能です。

 

 

 

*** 他の月の誕生石は、下記をご覧ください ***

2月の誕生石アメシストについて

2月の誕生石その2・クリソベリルキャッツアイについて

3月の誕生石アクアマリンについて

3月の誕生石その2・アイオライトについて

3月の誕生石その3・ブラッドストーンについて

3月の誕生石その4・珊瑚について

4月の誕生石ダイヤモンドについて

4月の誕生石その2・モルガナイトについて

5月の誕生石エメラルドについて

5月の誕生石その2・翡翠について

6月の誕生石ムーンストーンについて

6月の誕生石その2・真珠(パール)について

6月の誕生石その3・アレキサンドライト

7月の誕生石ルビーについて

7月の誕生石その2・スフェーンについて

8月の誕生石ペリドットについて

8月の誕生石その2・サードオニキスについて

8月の誕生石その3・スピネルについて

9月の誕生石サファイアについて

9月の誕生石その2・クンツァイトについて

10月の誕生石オパールについて

10月の誕生石・その2・トルマリンについて

11月の誕生石トパーズについて

11月の誕生石その2・シトリンについて

12月の誕生石タンザナイトについて

12月の誕生石その2・ターコイズについて

12月の誕生石その3・ラピスラズリについて

12月の誕生石その4・ジルコンについて

誕生石の由来

国ごとの誕生石について

【フランスの誕生石】説明と要注意点!!

 

 

 

________________

結婚指輪・婚約指輪・オーダーメイド

St.Maria(サンタマリア)

 *一組様ごとの予約制

 *専用駐車場有

 *ジュエリー全般制作可

東京都江戸川区北小岩8-11-11

OPEN:10:00~19:00(火曜休)

TEL: 03-5876-7030

MAIL:お問い合わせはこちらから

________________

 






ブログ一覧を見る



Marriage Ring

結婚指輪

Engagement Ring

婚約指輪

Set Ring

セットリング

For Proposal

プロポーズのために

アトリエ予約

空きスケジュールを見る

03-5876-7030
(10:00〜19:00)

LINEで気軽に相談

チャットで気軽に相談

電話でお問い合わせ

お気軽にお電話

03-5876-7030
(10:00〜19:00)