【結婚指輪】平打ちリングにブラックダイヤを彫り留め
オーダーメイド内容 ・結婚指輪:『シェーロ』 ・素材:プラチナ(Pt900) ・テクスチャー:鏡面仕上げ ・刻印:レーザー刻印 ・フォント名:Bookman Old Style ・フォント角度:+10 ・宝石:ブラックダイヤモンド |
お二人でアトリエにいらして下さった時から、巾広の結婚指輪にしたいと仰っていた女性。
アトリエにて、たくさんのサンプルリングをご試着いただき、甲丸リングの巾広か、平打ちリングの巾広か、と少しだけ迷われているようでした。
同じ巾広の指輪でも、甲丸リングの場合、断面がかまぼこ状になる角が無いタイプのため、やや柔らかい印象になります。
一方、平打ちリングの方は、断面が長方形になりますので、シャープな印象になります。
アトリエでも、そんなアドバイスをさせて頂いたのですが、その結果、女性が最終的に選ばれたのは、平打ちリングでした。
そして、指輪表面のテクスチャーは、鏡面仕上げです。
鏡面仕上げとは、まさに鏡の面のように、ツルツルピカピカに磨く仕上げ方法です。
デザインとしては、ブラックダイヤモンドが12ピース石留めされた「Cielo(シェーロ)」を基に、お二人はブラックダイヤモンド5ピースという形に変更されました。
オーダーメイドでお作りしますので、お二人のように5ピースでも、何ピースでも選択して頂けます。
例えばブラックダイヤモンドでなく、普通のクリアな白いダイヤモンドでもお作りできますし、誕生石を数ピース石留めする事も可能です。
あるいは横一列にダイヤモンドを石留めせずに、斜めや縦に並べる事も可能です。
石留めの方法としては、綺麗に鏡面仕上げした後、タガネと呼ばれている小刀のようになっている工具で、ダイヤモンドの周りの地金を削り、削ったことで起き上ってきた地金部分を丸めながら石留めしていっています。
そういう意味では、ダイヤモンドを留めている金属部分に出っ張りがありませんので、引っ掛かりが無く、日常使いにもおすすめの石留め方法です。
刻印はレーザー刻印、フォントは男性、女性それぞれお好きなフォントを選ばれました。
男性のリングフォントは「Bookman Old Style」でフォント傾斜無し。
女性のリングのフォントは「Victorian LET Plain」で、フォント傾斜あり。
そして、フォントは通常よりインパクトのある「深彫り」にしました。
指輪の素材としては、St.Mariaのアトリエでも一番人気の地金Pt900(プラチナ900)でお作りしました。
白い地金としては、K18WG(18金ホワイトゴールド)でのお作り可能ですが、やはり、王道のPt900を選ばれる方が圧倒的に多いように思います。
どうぞ末永いお幸せをお祈りしています。
アフターケアも、いつでもご相談くださいね。