結婚指輪・鏡面仕上げの魅力について
皆さんは「鏡面仕上げ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「マット仕上げ」と並び、結婚指輪や婚約指輪に限らず、ジュエリー全般で特に多く行われている仕上げ方法のひとつです。
結婚指輪・婚約指輪をオーダーメイドしようと考えている方にとって、デザインに関わる大事な部分になりますので、今回はそんな鏡面仕上げについて詳しくお話したいと思います。
目次 1.鏡面仕上げとは |
1.鏡面仕上げとは
「鏡面仕上げ」は結婚指輪の仕上げの1つで、指輪の腕部分を自分の顔が映る「鏡」のように磨き上げる加工方法です。
指輪の表面が均一に反射するように、研磨剤をバフという工具に付けて磨き仕上げていきます。
雰囲気としては、とても華やかでツヤがあり、光沢のある仕上がりになります。
金属(地金)によって強度が違うため、磨く時には使う研磨剤の種類も変わり、プラチナの場合は「白棒」、それ以外のイエローゴールド・ピンクゴールドといった素材は「青棒」という研磨剤を使って磨いていきます。
最近ではもう一つの「マット仕上げ」を選ぶ方も増えてきていますが、やはり「鏡面仕上げ」は変わらず人気があり、今でも鏡面仕上げをお選びになるお客様は多くいらっしゃいます。
※ちなみにマット仕上げと一口に言っても、数種類の種類があります
2.鏡面仕上げの魅力
鏡面仕上げの一番の魅力はピカピカの鏡面が光に反射し、キラッと輝いて、指先を豪華に飾りつけてくれることです。
以下の様に、貴金属が持つ特有の美しさを際立たせるのが、鏡面仕上げにする大きなメリットと言えます。
●プラチナ・・・純粋でメリハリのある雰囲気を感じさせる美しさ。
●ゴールド・・・人肌に合い、温かみや華やかな雰囲気の美しさ。
また金属(地金)と同じように、輝きが特徴的な無色透明の宝石、ダイヤモンドとも相性が良いです。
ダイヤモンドの美しい輝きと鏡面磨きの地金の光沢がかみ合い、結婚指輪・婚約指輪の高級感をより高めてくれます。
はめた指輪を様々な角度に傾けて見ることで、違った光の反射によって、その都度全く違った光景・色彩を味わうことが出来るのは鏡面仕上げの楽しみの一つです。
鏡面であることから肌ざわりもツルっとしていて触り心地もよく、服や皮膚にも引っ掛かりにくいため、指にはめている時の使い心地を気にされるのであれば、鏡面仕上げはなおのことオススメです。
表面や側面はお客様のお好みの仕上げ方法でお作りしますが、裏面部分(指に当たる部分)だけに関しては、通常、鏡面仕上げでお作りしております。
その他、鏡面仕上げは、身に付けるファッションを選ばないのも魅力の1つです。
華やかで光沢があり、それでいて個性が強すぎず、さりげなく手元を彩るため、ドレスやスーツにマッチするのはもちろん、日常生活で着るカジュアルな服装との相性も良いように思います。
お手入れ方法としては、柔らかいクロスなどで力を入れすぎず、やさしく拭き、細かい汚れを取って下さい。
鏡面仕上げの結婚指輪・婚約指輪は、使い込むことで、指輪表面に細かい小傷が付いていき、自然と艶のない、マットな表面に変わっていきます。
ちなみにマット仕上げの指輪の場合には、使い込むことで、擦れて少し艶が出てくるのが特徴です。
どうしてもキレイな鏡面状態に戻したいという場合には、アフターケアとして、地金部分の磨き直しをしています。
磨き直しをすることで、購入時と同じとまではいきませんが、限りなくそれに近い状態にしてお渡しすることも可能です。
ただし、磨き直しは、地金を擦って磨いていきますので、当然指輪の厚みがほんの少しずつですが、薄くなっていきます。
過度に行うと、地金が薄くなりすぎ、指輪の強度に影響が出る事もありますので、頻繁な磨き直しはおススメしておりません。
鏡面仕上げにしても、マット仕上げにしても、地金である以上、指輪に傷がつかないことはありません。
日々のご使用で付いた結婚指輪や婚約指輪の小傷は、お二人が共に時間を歩んできた大切な思い出でもありますので、味わいとして愛着をもってご使用頂ければと思います。
もしも結婚指輪・婚約指輪を鏡面仕上げにするがマット仕上げにするか迷ったら、まずはサンプルリングを指にはめてみて、その雰囲気を確かめてみて下さい。
St.Maria(サンタマリア)では、たくさんのサンプルリングをご用意し、お客様のご要望をお伺いしながら、オーダーメイドでお作りしております。
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