青森県八戸市からお越しのお客様からのオーダーメイド【結婚指輪】
オーダーメイド内容 結婚指輪:「Luna(ルナ)」 素材:女性 K18YG(イエローゴールド) 宝石:アクアマリン テクスチャー:槌目 刻印:レーザー刻印 |
今回はなんと、はるばる青森県八戸市から新幹線で、St.Maria(サンタマリア)の東京江戸川区のアトリエにお越し下さったお客様からの、結婚指輪のオーダーメイド事例のご紹介です。
ご夫婦とお嬢様もご一緒に電車を乗り継いで遠くからいらしてくださったとの事。
私たちもお客様のご住所を知り、非常に嬉しい想いでした。
ご主人様は、お仕事柄、小傷が目立たない結婚指輪が良いとのことで、Googleで「小傷が目立たない」等のキーワードで検索し、St.Mariaのアトリエを見つけてくださったそうです。
奥様はご主人様と同じデザインの結婚指輪が欲しいとのことで、先にご主人様がお好きなデザインをお選びになり、それに合わせて奥様はその細いタイプのリングをお選びになりました。
いらっしゃる前にはSpirito Lunare(スピリト・ルナーレ)などの平打ちタイプのご結婚指輪も気になられたご様子でした。
他にもアトリエでご用意しているサンプルリングをいくつかご試着になり、最終的にご主人様が選ばれたのは、「Luna(ルナ)」でした。
「Luna(ルナ)」は、槌目と言って、金槌で表面を無数に打ち付けテクスチャーを付けた甲丸リングです。
槌目は、顔が映り込むような光を反射するツルっとした「鏡面」とは違い、落ち着きがあって独特の味わい深さを感じることが出来るテクスチャーです。
表面に小傷が付いてもあまり目立たないので、ご主人様のご要望にもピッタリです。
しかも今回は、側面部分にも槌目をお入れする形でオーダーを頂きましたので、使い込むことで、深い味わいのある指輪になっていく事と思います。
素材はK18WG(18金ホワイトゴールド)でお作りしましたので、白い色味をベースに若干の黄色みが入ったヴィンテージな雰囲気に仕上がっています。
奥様は、ご主人様と同じデザインのLuna(ルナ)の少し幅が細めタイプを選ばれました。
少し細めのリングは、女性の指にも優しい印象になるようなボリュームでお作りしています。
また奥様の指輪は、側面部分は鏡面仕上げにしました。
表面のマットな槌目部分と側面のキラッと光る感じで、メリハリのついた仕上がりです。
素材はK18YG(18金イエローゴールド)を使い、優しく温かみを感じられる色味になりました。
デザインは同じなので統一感がありつつも、それぞれお好みを反映した結婚指輪になりましたね。
また指輪の内側には、レーザー刻印でお二人の記念日とイニシャルをお入れし、誕生石として男性にはアクアマリン、女性にはサファイアをそれぞれ石留めしています。
リング内側は、角を落として内甲丸に仕上げることで、指にはめた時にトロっと柔らかい感触を実感することが出来ます。
ご納品の際には、お作りした結婚指輪をオルゴールボックスに入れて、ご自宅までお送りさせて頂きました。
その後メールにて「八戸から行った甲斐があった」「サンタマリアさんで結婚指輪を作ってもらってやっぱり良かった」と、作り手として何より嬉しいお言葉を頂くことが出来ました。
この度は遠方より当アトリエまで足を運んでくださり、本当にありがとうございました。
お二人の末永いお幸せを、心よりお祈りしております。