【ジュエリー】フルオーダーメイドの「タンザナイトの指輪」
オーダーメイド内容 ・フルオーダーメイド ・宝石:バイカラータンザナイト |
フルオーダーメイドでお作りした、バイカラータンザナイトの指輪のご紹介です。
私たちSt.Maria(サンタマリア)のアトリエは、結婚指輪・婚約指輪を専門にしたオーダーメイドのアトリエですが、もちろんジュエリー全般、ハイジュエリーからファッションジュエリーまで、宝飾品と呼ばれているものであるならば、どんなものでも制作可能です。
こちらのタンザナイトの宝石は、バイカラータンザナイトと呼ばれています。
バイカラータンザナイトの「バイカラー」とは、1つの石の中に2種類の色が入っている宝石の事を指します。
タンザナイトは、12月の誕生石でもあります。
そんな色の美しいバイカラータンザナイトをフルオーダーメイドで、座を付け、タンザナイトの両脇にはメレ―ダイヤモンドを配し、指輪としてお使いになれるように加工しました。
指輪本体のベースのデザインは、レースのような凹凸のある月桂樹をデザインしたリングです。
こちらのバイカラータンザナイトは、大きめの宝石ですし、左右対称のカットになりますので、指輪中央に配した方が、デザイン的にも飽きる事が無く、価値のある宝飾品として、長くお使いになりやすいのではないかと思いました。
また、リング部分の腕の幅も10mm程ありますので、指にはめた時にも、指輪と指との接点が多く、安定したつけ心地になります。
特に大きめの宝石の場合、宝石と腕部分とのバランスは、つけ心地に影響してきます。
例えば大きな重さのある宝石なのに、腕部分に安定感がないと、宝石が振り子のようになって、左右にずれてしまう場合もあります。
折角の素晴らしい宝石ならば、きちんと指の中央で収まってくれていた方が、見た目もスマートです。
また、タンザナイトを石留めしている四隅の爪の形も、丸線2本を用い、2本ずつで石留しています。
このように1つの爪を2本の形状にすることで、爪に強度を持たせています。
例えば強度を持たせるため、極太の丸線1本で石留するのと、丸線2本で強度を持たせるのとで、デザイン的に仕上がりのイメージが変わってきます。
そんな爪一つをとっても、指輪の出来上がりの雰囲気が変わるのですから、結婚指輪や婚約指輪に限らず、ジュエリー全般、同じ宝石を使ったとしても、デザイナーやクラフトマンによって、出来上がりに大きな雰囲気の差が生まれるのが、ジュエリーの醍醐味であり、面白さでもあるのではないでしょうか。