結婚指輪Tesoroのデザインからアレンジ・リメイクした【婚約指輪】
オーダーメイド内容 婚約指輪:Tesoro(テゾーロ)をアレンジ 宝石:ダイヤモンド テクスチャ―:鏡面 刻印:レーザー刻印 |
以前、結婚指輪をお作りしたお客様から、今回は義祖母様から譲り受けられたというダイヤモンドを使ってリメイクした婚約指輪オーダーメイド事例のご紹介です。
以前、結婚指輪をお作りした時、出来上がった指輪をお二人共とても喜んで下さって、いずれ婚約指輪も作りたいと思っているので、「また相談にも来ますね」と仰って下さっていたお客様。
■以前、お客様にお作りした結婚指輪のオーダーメイド事例はこちら
その時にお伺いしていたお話しでは、女性はブラウンやブルーなどのシックな宝石がお好きで、そう言った宝石を使って、婚約指輪を作れたら良いな、どんな宝石にしようか考えておきますとの事でした。
そして数か月が経った時「実はその後、義祖母様から大きなダイヤモンドが石留された指輪を譲り受けたので、そのダイヤモンドを使って新しいデザインに作り替えて欲しい」と再度お二人でアトリエにご相談にいらしてくださいました。
女性のご希望は、「普段使い出来る」「台座が高すぎない」「シンメトリー」「年齢を重ねても綺麗に使える太さとボリューム」「結婚指輪と統一感がある」との事でした。
アトリエでは、結婚指輪をオーダー頂いた時と同じように、まずはサンプルリングをご覧いただきながら、どんなデザインの枠にしようかと考えていきました。
そんな中、女性が気に入られたのは、結婚指輪「Tesoro(テゾーロ)」のデザインで、そこにダイヤモンドの石座を付けたいとのご要望でした。
ダイヤモンドは1.735ct、直径で言うと7.8mm以上もある大きなものなので、石座もダイヤモンドの大きさに負けないしっかりしたものを付ける必要があります。
枠のデザインである「Tesoro(テゾーロ)」は、ぽってりとした可愛らしさを強調したリングになるので、ダイヤモンドの石座もぽってりしたラインに仕上げると、デザイン的に綺麗なバランスで仕上がるな、と思いました。
また、以前お作りした結婚指輪と重ねづけした時にも、ピッタリと2本の指輪が収まるような石座の形にする必要もあります。
石座の形も可愛らしくなるように微妙なラインに気を付けながら加工し、そうやって出来上がった、婚約指輪。
石座もご要望通り、出来る限り、低く加工しました。
ご納品は、サプライズで女性に渡したいからと男性お一人でお受け取りに来られました。
そして、サプライズで女性にお渡しになられた後、女性から「とても気に入って、指輪を見ていると幸せな気持ちになります」と、写真付きのメールをくださいました。
こういうメールを頂けると作り手として本当に嬉しいものです。
この度も有難うございました。
お二人の末永いお幸せをお祈りしております。