槌目の結婚指輪について
結婚指輪の表面のテクスチャーにも様々なものがあります。
※ テクスチャーとは、指輪の表面や側面を、光らせたり、凸凹に荒らしたりする表面処理の方法の事を言います。
その中で一番ポピュラーな仕上げ方は「鏡面磨き」と言われているものです。
つるりとした雰囲気の鏡面に磨かれた結婚指輪は、上品で輝きを引き立てるので、誰の目にも美しく魅せてくれます。
でも魅力あるテクスチャーというのはそれだけではありません。
「鏡面(きょうめん)」以外にも「槌目(つちめ)」「スターダスト」「サンドブラスター」「ミルグレイン」、など様々なテクスチャーがあります。
今回は、その中の「槌目(つちめ)」についてお話したいと思います。
目次
2.色々な槌目の種類 4.St.Maria(サンタマリア)で槌目加工を依頼するメリット
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1. 結婚指輪に入れるテクスチャーの槌目とは
名前で想像が付くかもしれませんが「槌(つち)」というのは「金槌(かなづち)」の「槌(つち)」のことで、指輪の表面を金槌で何度も打ち付けることで出来る模様のことを言います。
鏡面のようなツルリとした雰囲気ではなく、指輪表面が凹凸の模様になり、ほかにはない独特の味わいがあります。
クラフトマンの金槌の打ち方の強弱、金槌の種類、力の入れ具合、打つ箇所などによって、それぞれ全く違った雰囲気の結婚指輪になるので、世の中に全く同じ指輪がないというのも、槌目を入れる魅力の一つです。
2. 色々な槌目の種類
一口に槌目と言っても、様々な種類があります。
例えば、
●「ならし槌」という大きめの金槌を使って指輪の縦幅全体に模様を入れていく槌目。
●「唐紙槌(からかみづち)」や「イモ槌」と呼ばれる尖った部分を持つ金槌を使って少し細かめの槌目を指輪に打ち付けていく槌目。
●「タガネ」という工具を使ってさらに細かく無数の槌目模様を付けていく槌目。
その他にも、クラフトマン自身が作ったオリジナルの金槌やオリジナルのタガネによっても、槌目模様は、多くのバリエーションが出来ます。
また模様だけではなく、槌目を付けた指輪の表面を、さっと磨いて、光を反射させ輝く見た目にしたり、マット仕上げ(つや消し加工)にして落ち着いた雰囲気の指輪にするなど、同じ槌目模様でも磨き方、つや消し方法によって、全く違った表情を見せてくれます。
3. テクスチャーに槌目が選ばれる人気の理由
● 槌目の結婚指輪には、他にはない独特の雰囲気や質感があり、手作りの良さを感じられるのも人気の理由ではないでしょうか?
表面の無数の凸凹が、光を様々な方向に反射させ、手作りならではの品の良い光沢感がでます。
● 槌目の結婚指輪は、日常のちょっとした摩擦でも、小傷が目立ちにくいというのも人気の理由ではないでしょうか?
結婚指輪を長く使っていくと、どうしても日常の中で指輪表面に小傷がついてしまうものですが、鏡面の指輪に比べ、槌目模様があるため、比較的小傷が目立ちにくいのが特徴です。
とはいえ、指輪表面に小傷が付いていないわけではないので、長く使い込むことで、ビンテージ的な味わいも出てきます。
4.St.Maria(サンタマリア)で槌目加工を依頼するメリット
St.Maria(サンタマリア)のアトリエでは、結婚指輪が販売されているような通常のショップと違い、ジュエリーデザイナーでもあり、クラフトマンでもある実際に指輪を加工していくスタッフに直接ご相談して頂けます。
特に槌目のような、金槌で打ち付けていく時の強弱、金槌の種類、金槌の大きさ、等々の微妙なニュアンスも打ち合わせして頂けます。
槌目のような手作りの良さは、実際に加工するクラフトマンに直接ご相談頂くのが、何より温度差が少ない仕上がりになるのではないかと思います。
***「槌目」の結婚指輪は、下記をご覧ください***
■ Luna(ルナ)
***槌目以外のテクスチャーについては、下記をご覧ください***
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