結婚指輪と婚約指輪の「重ねづけ」について...

結婚指輪と婚約指輪の「重ねづけ」について

普段は結婚指輪を身に着けていても、婚約指輪は着ける機会が少なくて、ジュエリーケースの中で眠っていて、もったいないなぁと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回はそんな方にピッタリな「重ねづけ」についてお話させて頂きます。

 

 目次

 1.重ねづけの楽しみ

 2.重ねづけの仕方

 3.重ねづけのタイミング

 4. フルオーダーメイドで重ねづけの悩み解消

 

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1.重ねづけの楽しみ

 

以前は、結婚指輪だけを1本左手の薬指にはめて、その他の指輪は着けないという方が多かったと思います。

でも最近になって、結婚指輪と婚約指輪を重ねづけする方も、少しずつ増えてきています。

 

結婚指輪と婚約指輪の両方購入した方の、およそ半分以上の方が重ねづけをして、ファッションとしても楽しまれている様です。

 

その理由の一つには、婚約指輪を使わずに、そのまま眠るようにジュエリーケースの中にしまっておくのは、もったいないと考えられているからです。

 

もう一つの理由としては、違った素材・違ったデザインの指輪を二つ同時に身に着けて楽しみたいと思われている場合もあります。

例えばプラチナとピンクゴールド、あるいはピンクゴールドとイエローゴールドといった風に、それぞれ違った個性を持つ指輪を一緒に着けることで、他にはない組み合わせのオシャレを楽しむことが出来るからです。

 

作り手としても、時々でも婚約指輪と重ねづけをすることで、もう一つの楽しみ方も感じて頂ければなぁと思います。

 

結婚前の婚約時に、「結婚を約束します」の意味を込めてプレゼントされた思い入れのある婚約指輪。

身に着けているご本人だけでなく、婚約指輪を贈ったご主人としても、頻繁に使ってもらえた方が、嬉しいのではないでしょうか。

 

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2.重ねづけの仕方

 

重ねづけには、こうじゃないといけないという決まりはありませんが、基本的には婚約指輪と結婚指輪を左手の薬指に重ねて着けます。

 

指にはめる順番としては下が結婚指輪、上が婚約指輪といった重ね方が一般的ではあります。

 

これには、「永遠の愛」の象徴である結婚指輪を、結婚することを約束した証である婚約指輪で、ロックするという意味があります。

お二人の大切な約束を、「これから先も忘れずに守っていくという想いや表れ」という意味になります。

 

ただし、デザインによっては、婚約指輪を着けてから、結婚指輪を嵌めても大丈夫です。

左手薬指に、結婚指輪・婚約指輪・ファッションリングと3本くらい重ねて楽しむ方も、中にはいらっしゃいます。

あまり決まりに縛られ過ぎず、ファッション的な部分からも、ぜひ指輪を楽しんでいただきたいなぁと思ったりします。

 

 

また重ねづけしやすい組み合わせの結婚指輪・婚約指輪を選ぶコツは、指輪の腕(アーム)のデザインがお互いに邪魔にならないフォルムになっている物同士を選ぶことです。

特に婚約指輪の大きな特徴となる、大きめのダイヤモンドが留められた石座部分(金属部分)が、結婚指輪と上手く重なるような組み合わせで選ぶと、バランスが良くなります。

 

プラチナでダイヤが中央に入った取り巻きの婚約指輪とエタニティ―の結婚指輪

ダイヤモンドの輝きが美しい組み合わせの重ねづけ

 

例えば、婚約指輪と結婚指輪が両方ともV字のデザインであれば、婚約指輪のダイヤモンドが、結婚指輪のV字の窪み部分にちょうど収まり、2本の指輪が上手く組み合わさる着こなしになります。

 

もちろんV字でなくても、ウェーブを描いたようなデザインや、平打ち・甲丸などの真っすぐなデザインの結婚指輪や婚約指輪でも、ダイヤモンドが留まっている石座部分の形や高さによって、綺麗に収まります。

 

プラチナの一粒ダイヤの婚約指輪と中央がねじられたデザインの結婚指輪

シンプルな「ソリターリオ」の婚約指輪と、ひねりのあるデザインの「ルーチェ」

プラチナのS字の結婚指輪とダイヤモンドが入ったS字の婚約指輪

結婚指輪「オッブリガシオーニ」と婚約指輪「ガラシア」を重ねづけしたセット

中心に1ピースのダイヤと腕にはミルグレインの婚約指輪とミルグレインにメレーダイヤが入った結婚指輪

婚約指輪「クラシコ」・結婚指輪「グラノ」を組み合わせたセット

 

そういう意味では、婚約指輪と結婚指輪を重ねてみて、ちょうど良い位置に収まることを考えながら、組み合わせを選ぶと、全体のバランスがまとまって、指に違和感なく重ねづけが楽しめます。

 

デザイン的にも、重ねた時テイストがあってさえいれば、必ず守らなければいけない決まりのようなものがあるわけではありません。

 

身に着けるご本人にとって、一番着け心地が良いと思う組み合わせや、好きだなと思える組み合わせを、実際に指に重ねてみて、ご自身だけの重ねづけを楽しまれるのがベストだと思います。

 

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3.重ねづけのタイミング

 

普段重ねづけをしないという方でも、重ねづけしたいなと思うタイミングがあります。

そんな気持ちになるのは、どんな時だと思いますか?

 

タイミングとして、一番多いのは友人や親戚などの結婚式などのフォーマルなイベントに出席する時です。

お祝い事に参加する時にはドレスアップもするため、普段より華やかな服装になるので、指も重ねづけして華やかにしたくなったりします。

 

次に多いのは、家族や友人と遊びに行く時です。

結婚指輪を1本だけすると「いかにも結婚指輪!!」となりがちですが、重ねづけすることで、ファッション的になり、柔らかい印象にもなります。

 

ただし、お仕事の時など、職場によっては、指輪は1本だけならしても良い、とか決まっている場合もありますので、先輩方に重ねづけしても良いのか聞いてみると良いでしょう。

 

また、ご葬儀や法事などの悲しみの席では、ダイヤモンドがキラキラ輝く婚約指輪などとの重ねづけは控えて下さい。

 

日常を楽しくしてくれる重ねづけですが、選ぶデザインやいつ重ねてつけるかは、人によって様々だと思います。

 

St.Mariaのホームページ内では、「セットリング」のページとして、重ねづけのデザインのご提案をしています。

 

「セットリング」のページはこちら

 

でもそれは、ほんの一部の組み合わせにしか過ぎません。

ぜひ私たちSt.Maria(サンタマリア)のアトリエで、ご自身が「一番素敵!!」と思える、ご自身だけの組み合わせを見つけてみて下さい。

 

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4.フルオーダーメイドで重ねづけの悩み解消

 

もしも彼からプレゼントされた婚約指輪に、上手く重なる結婚指輪が無い、上手く重なるけれど気に入ったデザインの結婚指輪では無い、という場合には、結婚指輪をご希望のデザインで、フルオーダーメイドしてみては如何でしょうか?

 

St.Maria のアトリエでは、そんな時は、婚約指輪をお預りして、重なりあう側面部分のラインを意識しながら、重ねて着けた時にも、ぴったりと合う結婚指輪をお作りすることも可能です。

 

フルオーダーメイドは、そんな時にも役に立つものです。

 

デザイナーであり、クラフトマンでもある私たちが、デザイン面、加工面で、最良になる重ねづけの、お手伝いさせて頂きます。

是非、ご活用ください。

 

 

 

結婚指輪・婚約指輪を重ねづけする魅力について詳しくはこちら

 

 

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