結婚指輪・婚約指輪を重ねづけする魅力
結婚指輪はいつも身に着けていても、婚約指輪はあまり身に着けず、宝石箱などに大切にしまってあるという方が日本では、まだまだ多い様に思います。
「もったいないから」「職場などで目立つから」「婚約期間を過ぎたし・・・」といった理由からのようなのですが、作り手としては、せっかくのお持ちの婚約指輪、あまり使わないのは、尚更もったいないように思ったりしています。
「重ねづけ」という形で、結婚指輪と婚約指輪の両方を指に挿し、ファッションとしても是非楽しんでいただけたらなぁと思い、今回は「重ねづけ」についてのブログを書いてみました。
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目次 |
１．重ねづけをするメリットと注意点
実は海外では、結婚指輪と婚約指輪の重ねづけは珍しいものではなく、とても一般的なものです。
結婚指輪と婚約指輪の両方を組み合わせることでより華やかな印象になり、手元を美しく見せてくれます。
特に婚約指輪で一般的に使用されているダイヤモンドなら服装を選ばず、硬度も高い宝石なので、日常生活でもお使いになりやすいと思います。
日本では結婚指輪や婚約指輪自体の文化が本格的に広まったのが、海外に比べ割と最近なので、重ねづけの文化が広まっていくのは、まだまだこれからなのかもしれませんね。
また、結婚指輪と婚約指輪を違った地金を身に着けると（例えば、プラチナ×イエローゴールド、プラチナ×ピンクゴールド、イエローゴールド×ピンクゴールド）といった感じで二種類の色味を同時に楽しむことも出来ます。
ただし、「プラチナ×ゴールド」だと、貴金属としての硬さが違いますので、これらを一緒に重ねづけしていると擦れ合い、柔らかいプラチナの方に小傷が付きやすくはなります。
それなので、もしも重ねづけ時の小傷を気になさるようでしたら、同じ種類の地金を選ぶのも一つだと思います。
同じ地金なら統一感もあり、すっきり着けこなすことも出来ます。
そういう「重ねづけ」したときの魅力も考えながら、ぜひ「婚約指輪のデザイン」と「結婚指輪のデザイン」を同時に選んでみて下さい。
単体で考えるよりも、デザイン選びが、さらに楽しいものになると思います。
２．St.Mariaオススメのセットリング
St.Mariaのアトリエでは、サンプルとしてご用意している結婚指輪・婚約指輪の中から、いくつか【セットリング】と題して、重ねづけの参考になる組み合わせをご紹介しています。
もちろん下記以外でも、たくさんの結婚指輪や婚約指輪のサンプルリングをご用意していますので、「ご自分だけの重ねづけ」も是非見つけにいらしてくださいね。
■Solitario & Luce
「ソリターリオ」と「ルーチェ」を重ねづけしたセットリング
婚約指輪は、イタリア語でソリテールという意味の「Solitario（ソリターリオ）」。
ソリテールは婚約指輪の中でも特に代表的なデザインで、クラシックでありつつダイヤモンドの輝きが最大限に強調される、シンプルゆえの魅力が詰まった婚約指輪です。
結婚指輪は、光という意味の「Luce（ルーチェ）」。
全体的にシャープでありつつ、柔らかくひねったようなデザインを加えることで、普段使いしやすく、それでいて個性を出すことが出来るデザインの結婚指輪になっています。
Luceのひねった部分にSolitarioのセンターに留められたダイヤモンドがちょうど収まるような組み合わせになっているので、シンプルなデザインと柔らかな個性が自然に溶け合うような重ねづけ（セットリング）です。
■Goccia & Gabbiano
「ゴーチャ」と「ギャッビアーノ」を重ねづけしたセットリング
婚約指輪は、しずくという意味を持つ「Goccia（ゴーチャ）」。
リングの腕部分はV字の形状になっていて、そこから零れるしずくに見える様に、ダイヤモンドをセンターに留めました。
結婚指輪は、イタリア語でカモメという意味の「Gabbiano（ギャッビアーノ）」。
全体的に緩やかなV字をイメージしてデザイン、V字リングの中でも主張しすぎない個性になっていて、普段使いしやすい結婚指輪です。
GabbianoとGocciaそれぞれの緩やかなV字ラインが、違和感なくお互いにマッチして、すっきりと収まる組み合わせになっています。
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