【結婚指輪】のオーダーメイド・LegnaとGrano di fiore
オーダーメイド内容 ・結婚指輪:女性「Grano di fiore(グラノ・ディ・フィオーリ)」 男性「Legna(レグナ)」 ・素材:Pt900(プラチナ900) ・刻印:手打ち刻印 |
今回は杉並区荻窪よりお越し下さったお客様からの、オーダーメイド事例のご紹介です。
ご入籍日を約2ヶ月後に迎えるご予定とのことで、結婚指輪をご覧になりたいと私たちSt.Maria(サンタマリア)のアトリエにいらしてくださいました。
いらっしゃる前から気になるデザインがいくつかあったそうですが、まずはアトリエで沢山のサンプルリングをご試着いただきました。
女性は、ミルグレインを施した凝った作りのデザインのがお好きだったそうで、「Grano leggero(グラノ・レッジェーロ)」と「Grano di fiore(グラノ・ディ・フィオーレ)」のどちらかで迷われていました。
どちらのデザインもアンティークのような趣のある繊細な感じの結婚指輪です。
どちらも似合われていらしたので、どちらのデザインを選ばれたとしても後悔はなさらないかなと言った印象を受けましたが、最終的に「Grano di fiore(グラーノ・ディ・フィオーレ)」をハーフエタニティタイプにしてのオーダーを頂きました。
石座一つ一つにミルグレインを施しながら、タガネで地金(金属)を寄せるようにメレーダイヤモンドを石留めしています。
素材はPt900(プラチナ900)でお作りすることで、ダイヤモンドの輝きがより引き立ち、綺麗なバランスの良い指輪になりました。
■結婚指輪「Grano di fiore(グラーノ・ディ・フィオーリ)」詳しくはこちら
また男性は、シンプルな形にテクスチャーが付いたデザインが良いとのことで、「Splendore(スペンドーレ)」と「Legna(レグナ)」で悩まれていらっしゃいましたが、最終的に「Legna(レグナ)」の方をお選びになりました。
表面に木の枝のような横筋の模様をヤスリで無数にいれ、ナチュラルで普段使いしやすいデザインに仕上げています。
素材はK18WG(18金ホワイトゴールド)とPt900(プラチナ900)で迷われていましたが、女性の指輪とセット感があった方が良いかなという事で、最終的にPt900でお作りしました。
またそれぞれの指輪の裏側には、お二人のイニシャルを手打ち刻印でお入れし、間にはお二人の誕生石であるムーンストーンとアメジストをそれぞれに石留めしています。
指輪のデザインが違っても、外側からは見えない部分に共通の特徴があって、それをお二人だけが知っているというのも何だか素敵ですよね。
2本の指輪は、それぞれお相手のお好みを尊重し合った素敵な結婚指輪になりましたね。
またご納品の際には、オルゴール付きリングケース入れてお渡しし、お二人からは「思い出に残るしとても嬉しい」というお言葉を頂くことが出来ました。
私たちSt.Mariaでは、出来上がった指輪だけでなく、指輪のデザインを選んだ時間も、オルゴール付きリングケースのオルゴール曲を選んだ時間も、全てが、後々大切な思い出になっていって下さったら良いなあと思っています。