【結婚指輪】コロッラNo.3とアマイヤ・彫りで統一されたペア
オーダーメイド事例 ・セミオーダーメイド ・結婚指輪 男性:a maglia(アマイヤ) ・素材:Pt900(プラチナ900) |
今回は、千葉県習志野市からお車でお越し下さったお客様の、オーダー事例のご紹介です。
男性女性共にアンティークな雰囲気がお好みで、他にもいくつかのショップを回られたそうですが、「これだ!」というデザインの結婚指輪になかなか出会えなかったとのことで、最終的に私たちのアトリエにいらして下さいました。
お二人は、「いかにも結婚指輪!!」と言うデザインでは無くて、普段ファッション的にも使いやすいデザインが良いとのご希望で探されていらっしゃいました。
サンタマリアのアトリエでご用意しているたくさんのサンプルリングをご試着いただきましたが、女性はお花の優しいデザインで、なおかつダイヤモンドの存在感と遊び心のある「Corolla(コロッラ) no.3」を選ばれました。
コロッラとはイタリア語で、「花冠」と言う意味ですが、中世ヨーロッパのプロポーズの言い伝えから、野原で摘んだ、様々なお花をモチーフにして作った結婚指輪です。
サンタマリアでは女性を中心に人気のある結婚指輪の一つです。
この「Corolla(コロッラ) no.3」は、「Corolla (コロッラ)no.1」をクロスさせたデザインで、軽やかな細い腕を加え、ダイヤモンドでポイントを付けたデザインになっています。
男性は「編んだ」という意味を持つ「a maglia(アマイヤ)」を女性とお揃いの地金、プラチナ900でご注文下さいました。
リングの表面に糸で編みこんだような模様の彫りを入れたデザインで、個性がありつつもどこか素朴な温かみを感じられる結婚指輪になっています。
見た目では凹凸がありますが、引っ掛かりは一切ありませんので、お仕事中でも邪魔にならず、摩擦による小傷が目立ちにくいという点が気に入られたそうです。
最終的にお二人のデザインはそれぞれシリーズは違いますが、2本共に凝った彫りの入った指輪という共通点があるせいか、不思議と統一感も感じられます。
結婚指輪内側には、金証刻印の「Pt900」とダイヤモンドの石目刻印をお入れしてご納品させて頂きました。
ご納品の際には、「イメージ以上の仕上がりでした」「諦めずに探し続けて良かった」とのお言葉を頂き、私たちクラフトマンとしてもとても励みになりました。