結婚指輪のリングピローについて...

結婚指輪のリングピローについて

皆さんは「リングピロー」ってご存じでしょうか?

直訳すると「指輪の枕」という意味で、結婚指輪に関わるアイテムです。

結婚式で、結婚指輪を置いておくリボンの付いたクッションのような物ですが、人によっては日常生活で中々出会うことも少ないかもしれませんね。

今回は、そんなリングピローの歴史や使い方についてお話しようと思います。

 

 目次

1.リングピローの歴史

2.リングピローの使い方

 

ブルーのリボンのリングピローに置かれた結婚指輪

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1.リングピローの歴史

 

 

リングピローの歴史は紀元前、古代エジプトが始まりだったと言われています。

当時のエジプトにおける結婚式などにおいて、王族に指輪や宝石を献上する際に、そのまま手で渡すのは良くないと考えられ、クッションなどの上に宝飾品を乗せて渡すという文化があったそうです。

その後、その文化がヨーロッパ地方にも伝わっていき、庶民の間でも結婚式に結婚指輪をクッションの上に乗せて運ぶという風習が広まっていきました。

また古くからヨーロッパでは恋人同士をリボンや紐で結ぶことが、「約束」ということを意味していて、お互いに結婚を誓い合うという意味合い、文化もあったそうです。

そういった文化もあって、クッションの上に結婚指輪を結ぶためのリボンが2つ付けられ、最終的に現代のようなリングピローという形に落ち着いたと言われています。

 

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2.リングピローの使い方

 

 

先ほどもお話しましたが、リングピローは結婚式で結婚指輪を乗せて置くために使われます。

例えば、結婚式でお二人が結婚指輪を交換し合う際に、事前にリングピローに結婚指輪がセットされた状態で祭壇に置かれている場合が多いです。

そして交換する際には、牧師さん、あるいは神父さんがリングピローから結婚指輪を外し、結婚されるお二人に渡します。

ちなみにヨーロッパなどでは、事前に祭壇に置かれている以外にも、「リングベアラー」と呼ばれる小さな男の子、あるいは女の子が、結婚指輪が留められたリングピローを、新郎新婦のところへ運んでくるという演出もある様です。

結婚式という一生の記念になる日が、より素敵にもなりますので、これからご結婚される方はそういった演出をされてみるのも一つではないでしょうか?

 

白いリボンが付いたリングピローに金の結婚指輪が置かれている

 

それ以外にも「ファーストピロー」といって、生まれたばかりの赤ちゃんが初めて使う枕として、リングピローを使うという文化もあります。

リングピローを赤ちゃんが使う初めての枕にすると、その赤ちゃんが幸せに、健康に育つという言い伝えがあるため、いずれ生まれてくる赤ちゃんにとっても大切なアイテムなのです。

そのほか挙式後に、結婚指輪をリングピローに結んだ状態で家の中に飾っておいたり・・・。

結婚した時の大切な思い出を、いつまでも忘れずに持ち続けたいという方にとって、良い使い方の一つだと思います。

もちろん、ちょっとお炊事などで、結婚指輪を外した時、一時置き場として利用するのも、失くすのを防止してくれますよね。

このように、「リングピロー」というのは一見、意識しないと見逃してしまうような物かもしれませんが、実は素敵な使い方がたくさん出来るアイテムです。

お二人のこれからの幸せな未来に祈りを込めて、結婚式や日常生活でリングピローをお使いになられても良いのではないでしょうか?

 

 

 

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