結婚指輪の【相場】や【価格の違い】
これから結婚指輪を購入される予定の方の中には、「結婚指輪を買うのにどのくらいの予算があればいいんだろう？」「皆はいくら位の結婚指輪を買っているの？」「デザインは似ているけれどメーカーによって価格が違うのは何故？」と思っている方もいるのではないでしょうか？
「結婚指輪の相場が知りたい」「なるべく金額は安く抑えたい」「でも安っぽいのは嫌だな」「どこで買えばいいんだろう」と初めての事で分からないことが多いのは当然ですよね。
今回はそんな疑問を少しでも解消できるように、結婚指輪の価格の事に焦点を当てて、お話してみたいと思います。
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目次 １．結婚指輪の相場 |
１．結婚指輪の相場
結婚指輪の素材やデザイン、またお客様の年代によっても購入金額は変わってきますが、２０代の男女ペアでプラチナの結婚指輪を購入される場合、平均的な価格は二本で３０万円前後が相場になっています。
男性の結婚指輪はおよそ１４万円、女性の結婚指輪は１６万円が平均的な相場（購入価格）です。基本的に女性の結婚指輪の方が男性のものより高くなる場合が多いように思います。
これは男性の結婚指輪はダイヤモンドがないシンプルなデザインの場合が多く、逆に女性の結婚指輪はダイヤモンドが石留めされていることが多く、女性の方がお値段は若干高くなりやすい傾向にあります。
ちなみにですが女性は特に年齢を重ねるにつれて、より宝石の存在感があった方が良いと、ダイヤモンドが石留めされた結婚指輪を選ぶ方が多くなる傾向にあります。
形状が同じ平打ちタイプの指輪だとしても、地金だけよりも、メレーダイヤモンドが沢山石留めされている平打ちタイプの指輪の方が、当然お値段は上がってきます。
結婚指輪はこれから先、ずっと身に着けていくものなので、年齢を重ねていった時の事も考えながら、尚且つ金額の事も考えながら、愛着を持って使っていくことが出来そうだと思えるデザインを選ぶことが大切です。
２．結婚指輪の価格の違いについて
色々なショップの結婚指輪、デザインが似ていても価格が違うのは何故？何がどんなふうに違うの？と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでここでは、結婚指輪の価格の違いについてお話したいと思います。
①指輪の幅や厚みで価格は変わる
指輪に使われる貴金属（地金）の分量（ｇ数）によって指輪の価格は違ってきます。
貴金属（地金）は日々相場というものが決まっていますので、当然、安価な指輪は地金の分量が少なく作られています。
見た目のデザインが似ていたとしても、厚みが違う場合も多々あることです。
地金の分量が少ないという事は、当然、幅や厚みも少なく作られていますので、指なじみ・耐久性・頑丈さ・高級感にも差は出てきます。
結婚指輪をいつも指にはめていたいと思うのであれば、つけ心地や耐久性は非常に重要になってくるかと思いますので、この辺りもきちんとチェックしてみて下さい。
②素材によって価格は変わる
結婚指輪や婚約指輪は通常、プラチナや金などの時が経っても変わらない不変の貴金属を使用しています。
プラチナも金もそれぞれに日々変化している地金相場というものがありますので、同じデザインだったとしても、プラチナにするか金にするかで価格は変わってきます。
でも中には安価に販売するために貴金属の純度を低くして販売しているケースもあります。
例えば、通常、日本では金の結婚指輪と言えば１８金（Ｋ１８）が主流ですが、安価にするため、１４金（Ｋ１４）や１０金（Ｋ１０）等にして、高価な貴金属の含有率を下げているケースもあります。
③宝石のランクで価格は変わる
ダイヤモンドや色石など、宝石にはそれぞれに品質に対するランクというものがあります。
小さなメレ―ダイヤモンドにしても高品質なものから低品質なものまでさまざまです。
宝石のランクの他、宝石の大きさ・宝石のピース数によっても価格は変わってきます。
④デザインによって価格は変わる
シンプルなデザインよりも、凝ったデザインの方が、職人の手間は多くなりますので、当然、価格は上がってきます。
凝ったデザインは、シンプルなデザインの指輪に比べ、何倍もの手間が掛かる場合も多々あります。
⑤刻印の有無のよって価格は変わる
指輪表側のデザインだけでなく、指輪内側に誕生石やお二人のイニシャルや日づけ・オリジナルの絵文字等の刻印を入れるか、入れないか、またレーザー刻印にするのか、手打ち刻印にするのかによっても価格は変わってきます。
⑥広告費によって価格は変わる
誰もが知っている有名なブランドとは、当然、皆に知ってもらうために、かなりの広告費をかけています。
それなので、商品の価格にかなりの広告費が含まれているのも当然と言えば当然の話ではあります。
ですが「ダイヤモンドにブランドはいらない」と、ダイヤモンドが適正価格であることをうたっているショップもあります。
確かにダイヤモンドや貴金属は、同ランク・同素材のものであるならば、どのブランドでも、どのショップでも、素材に関しての品質は皆同じです。
それでも有名ブランドを持ちたい方もいらっしゃれば、ブランドにはこだわらず品質やデザインのみにこだわりたい方もいらっしゃいますので、それぞれの価値観で選ばれるのが良いかと思います。
３．既製品とオーダーメイドの価格の比較
結婚指輪や婚約指輪をオーダーメイドする場合、通常のショップでは既製品よりも高くなる傾向にあります。
その理由は、既製品の結婚指輪や婚約指輪は、一つの型を作っておいて、その型から大量に同じものを作っていくという作り方をしているため、商品の一つ一つに掛かる手間や型代が安く済ませる事が出来る為です。
その一方で、既製品の指輪の場合、お二人だけのオリジナルの指輪を作ることは出来ません。
４．当アトリエの平均購入価格
今まで、当サンタマリアのアトリエでオーダー頂いたカップルの方々（指輪２本分）の平均購入は３０万円前後です。
既製の結婚指輪の相場とほぼ同じ価格です。
オーダーメイドなのに既製品とほぼ同じ価格なのは、当アトリエにはデザイナーがいてクラフトマンいて、他社を介さずお作りしているからです。
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