着け心地の良い結婚指輪・内甲丸について
同じサイズの結婚指輪でも、着けた時の感触が違うことがあるのをご存知でしょうか?
オリジナルの結婚指輪をオーダーメイドでお作りするのであれば、着け心地の良さにもこだわりたいですよね。
今回は結婚指輪の着け心地に関わる加工方法、「内甲丸」についてお話してみたいと思います。
目次 1.内甲丸の指輪とは |
1.内甲丸の指輪とは
内甲丸の指輪とは、指輪の内側部分の角を削りカーブを付けた形の事を言います。
具体的には指輪の形状が、
● 普通の甲丸リングの場合➡内側の角が直角で、指輪断面がカマボコの様な形状になっている。
● 内甲丸リングの場合➡内側に角が無く、指輪断面が楕円の様な形状になっている。
よりシンプルに言うと、内側の角が四角いか丸くなっているかの違いです。
それなので内甲丸かどうかを知るためには、実際にその指輪の内側の角部分を触ってみてエッジがないことを確認してみましょう。
エッジが無くツルっとした感触であれば内甲丸だとわかります。
2.結婚指輪を内甲丸で作るメリット
結婚指輪をオーダーメイドでお作りする時、内甲丸に仕上げることで「着け心地」・「指輪の抜き差しのしやすさ」が変わってきます。
例えば、
- 指の曲げ伸ばし時にも、指に指輪の角があたらないので、滑らかな感触で指への負担がありません。
- 指輪の抜き差し時にも、指の関節部分で引っ掛かってしまうことが少なく、着脱も楽です。
- むくみで指の太さが、日によって若干変わってしまっても、指への食い込みを少なくしてくれます。
なお私たちSt.Maria(サンタマリア)のアトリエでは、お客様方が、内甲丸の事を知らなくても、付け心地の良い内甲丸の指輪に仕上げていますので、どうぞご安心ください。
3.内甲丸の結婚指輪をオーダーする時の注意点
内甲丸の結婚指輪をオーダーする時に、気を付けるポイントが一つだけあります。
それは「内甲丸ではない指輪」と「内甲丸の指輪」とでは、若干ですが、「内甲丸の指輪」の方が、サイズが緩く感じるという点です。
「内甲丸の指輪」は内径の大きさとしては変わらないのですが、指との接点が「内甲丸でない指輪」よりも少なくなっているため、気持ち緩めな着け心地になります。
指のサイズを測る時に用いられるリングゲージは、内甲丸ではないので、正確な着け心地を実感するのは若干難しいかもしれません。
それなので内甲丸の指輪の場合、ご自身にとってピッタリだと思えるリングゲージのサイズよりも、0.5号ほど小さめのサイズを選ばれることをオススメします。
私たちSt.Mariaのアトリエでは、「着け心地」も「デザイン」も、共に気に入って頂ける結婚指輪をお作りするために、しっかりと事前にご説明させて頂いております。
お二人だけのオリジナルの結婚指輪をオーダーメイドしたいと思われていらっしゃる方、何かお分かりにならないことがございましたら、お気軽にお尋ねください。
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