傷が目立ちにくい結婚指輪について
結婚指輪は仕事中でもプライベートな時でも、常に身に着けておきたいと思う方は多いと思います。
でも日常の中で、指輪をはめた手で、重い物を持ったり、どこか硬い所にぶつけたり、擦ってしまったりすれば、どうしても小傷は付いていきます。
金属であれば、小傷が付いていくのは宿命ともいえる事なので、防ぎようはないのですが、でも結婚指輪のテクスチャーによっては、そういった小傷が付いても、少しは目立ちにくくなる場合もあります。
そこで、今回は結婚指輪に付く小傷を気にする方のために、その辺りの事をお話をさせて頂きます。
目次 |
1. 傷が目立ちにくいテクスチャー
結婚指輪のテクスチャーと言えば、ツルっとした鏡のような見た目の「鏡面磨き」が一般的で、金属の輝きが美しい反面、小傷がつくと悲しかったりしますよね。
でも小傷が付いても、デザインの一部に見えてくれるような、若干目立ちにくいテクスチャーと言うのも、いくつかあります。
例えば・・・。
・槌目・・・金槌(かなづち)を使って指輪の表面を打ち付け、デコボコとした無数の面が施されたテクスチャー。
全周に槌目が入れられたデザインの場合、ほんの少しの小傷であればあまり目立つことがありませんので、比較的ラフにお使い頂けます。
槌目模様は、クラフトマンによってそれぞれ全く違った雰囲気になり、唯一無二の指輪に仕上がります。
・スターダスト・・・ダイヤモンドのキューレット(尖った部分)を打ち付けて、極小の粒模様を表面に入れていくテクスチャーです。
名前の通り「星空」を連想させる見た目で、キラキラとした小さな無数の輝きが、細かな傷を目立ちにくくしてれます。
・ヤスリ目・・・「ヤスリ」という工具を使って施したザラっとした触り心地のテクスチャーです。
ヴィンテージな雰囲気を醸し出し、より個性的で落ち着きのある仕上がりになります。
表面に付いた傷もデザインの一部のようになってくれて、より味わい深い指輪になっていきます。
2. 傷が付かないように気を付ける点
それでもなるべくは結婚指輪を傷つけないために、日常生活では外した方が良いシーンもいくつかあります。
例えば、料理や洗い物などの家事をするタイミングです。
包丁や鍋などの調理器具は頑丈な素材で出来ているものがほとんどなので、擦れ合った時に傷がつきやすく外しておいた方が無難ではあります。
その他には、テニスやバトミントン、ゴルフなど、ラケットの様な手に握る道具を使うスポーツの場合、指輪と擦れ合う機会が多く、傷や汚れが付きやすくはなります。
また、重い荷物を持つ時も指輪に負担が掛かるため、長い年月の間には指輪が楕円に変形してしまうこともあります。
手先を使う作業の際には保管場所を決めておいて、終わった後で再度指にはめる習慣をもつと、傷をつけにくく出来ますので、磨き直しの機会も少なくなると思います。
3.傷が目立たないSt.Mariaの結婚指輪
St.Maria(サンタマリア)では、小傷が気になるお客様のために、小傷が目立ちにくいデザインの結婚指輪も、サンプルリングとしてご用意しています。
オーダーメイドで一つ一つ丁寧にお作りしておりますので、そのうちのいくつかをご紹介させて頂きます。
■Spirito Lunare(スピリト ルナーレ)
平打ちのフォルムに、表面いっぱいに槌目模様を施した結婚指輪です。
他にはない独特の質感は落ち着きがあって、サンタマリアでは男性女性共に人気のデザインです。
Spirito Lunare(スピリト・ルナーレ)について詳しくはこちら
■Splendore(スペンドーレ)
平打ちリングの表面にのみスターダスト加工を施し、側面と内側は鏡面磨きで仕上げました。
スターダストの細かくキラキラとした輝きと、鏡面のツルっとしたツヤのある輝き、両方を楽しむことが出来る結婚指輪になっています。
■Promessa(プロメッセ)
表面が波打つ様な縦を強調する面を、ヤスリを使って施しました。
ラフでヴィンテージな見た目は存在感があり、人の手で作られた雰囲気をより感じることが出来る、オーダーメイドならではの結婚指輪になっています。
このように小傷が目立ちにくいテクスチャーのデザインにしておくと、若干アフターケアの頻度は延ばせるかとは思います。
とはいえ、長い年月お使い頂く結婚指輪ですので、極たまには、アフターケアで指輪のお手入れをご用命くださいね。
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