ピンクダイヤモンドについて
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5月のゴールデンウィーク、皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか?
ゴールデンウィーク中、私たちの東京江戸川区小岩にあるSt.Maria (サンタマリア)のアトリエにお越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。
さて、今日は色のついたダイヤモンド、ピンクダイヤモンドについて、お話ししたいと思います。
文字通り淡い桃色のダイヤモンドですが、通常の無色透明のダイヤモンドよりも、価値が高い宝石であるというお話は、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
1.ピンクダイヤモンドの産地と性質について
無色透明のダイヤモンドは様々な国で採掘されますが、ピンクダイヤモンドが採掘出来る場所は限られてきます。
無色透明のダイヤモンドに比べて、ピンクダイヤモンドは産出量がとても少なく世界中で採掘されるダイヤモンドのうちの、ピンクダイヤモンドは、0.1%ほどしか採れないため、希少価値のある宝石として扱われています。
かつて世界中で流通していたピンクダイヤモンドの8~9割は、オーストラリアのキンバリーにある、
「アーガイル鉱山」という所で採掘された物がほとんどでした。
1979年に初めてこちらで発見されてから採掘されていましたが、2020年の11月にアーガイル鉱山が閉山することとなり、採掘することが出来なくなりました。
その後アーガイル鉱山ほどの、ピンクダイヤモンドを採掘出来る鉱山は見つかっておらず、もとから産出量の少なかったピンクダイヤモンドは、より市場に出回りづらくなっていくため、今後ますます希少価値が高くなっていくかと思います。
またダイヤモンドがピンク色になる理由についてもお話します。
本来ダイヤモンドというのは炭素原子によって出来ています。
炭素が決まった法則で配列されることにより無色透明になるのですが、そこに自然に発生した熱や圧力によって結晶構造に歪みが生じることで、ピンク色に発光するようになると言われています。
2.ピンクダイヤモンドの評価段階
ピンクダイヤモンドは、「ファンシーカラーダイヤモンド」という部類に入り、また物によって色合いが様々なため、「カラーグレード」という形で評価されています。
GIA(米国宝石学会)という世界的な鑑定機関によって、鑑定書にも内容が記載されており、色の濃さで以下のように、
・Fancy Vivid(ファンシービビッド)
・Fancy Intense(ファンシーインテンス)
・Fancy Deep(ファンシーディープ)
・Fancy Dark(ファンシーダーク)
・Fancy(ファンシー)
・Fancy Light(ファンシーライト)
・Light(ライト)
・Very light(ベリーライト)
・Faint(フェイント)
と9段階評価で分けられています。
「Faint」が最も低い評価で,「Fancy Vivid」が最も高い評価となっており、ファンシーカラーダイヤモンドの価値を決める上で、重要な項目となっています。
それなので評価によって、ピンクダイヤモンドの値段も大きく変わってきます。
3.ピンクダイヤモンドの結婚指輪・婚約指輪
可愛らしい色合いのピンクダイヤモンドは、日本人の肌にもなじみやすく、女性からの人気や注目度が高い宝石です。
ピンクダイヤモンドには透明感の強いものや、ピンク以外の色がかかったものなど、それぞれの石に違った個性が見られます。
特に透明感のあるピンクダイヤモンドは人気が高く、結婚指輪や婚約指輪に数ピースちりばめられたデザインは、特別感があって憧れる方も多くいらっしゃいます。
結婚指輪や婚約指輪をオーダーメイドで作りたいと思っいる方は、ピンクダイヤモンドが留められたデザインで考えるのも、素敵なのではないでしょうか。
St.Mariaのアトリエでは、ピンクダイヤモンドでの制作も、可能ですので、是非ご相談下さい。
*** ダイヤモンドのCOLORについては下記もご覧ください ***
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