
キャラットとカラットの違い
キャラットとカラットの違い
皆さんは宝石店を訪れた際に、販売員の方との会話の中で
「Carat(キャラット)」や「Karat(カラット)」という言葉を
聞いたことがありますでしょうか?
一見、この二つの言葉は違いがないように思われるかもしれません。
実際に「Carat」の事を「カラット」と、
書いてある他サイトもかなり多く見受けられます。
日本語ならではの発音やカタカナ表記の問題なのかもしれませんので、
「Carat」の事を「カラット」と書いてあっても、
決して間違いとは言い切れないのかもしれませんが、
ちょっとした雑学として知っておいても楽しいかもしれないなと思って、
「Carat(キャラット)」と「Karat(カラット)」の違いについて書いてみたいと思います。
「Carat(キャラット)」と「Karat(カラット)」、名前が似ていて、
どちらも重さを表す単位ではありますが、実はそれぞれ使われる状況が全く違います。
まず、「Carat (キャラット)」というのは、「宝石の重さ」を表す単位です。
1キャラットは0.2gの重さで計算され、宝石の価値を測る上での大事な評価基準の一つとして扱われています。
次に、「Karat(カラット)」というのは、「金(Gold)の純度」を表す単位です。
1Carat(1キャラット)=宝石の重さ(宝石の質量)
1Karat(1カラット)=金の純度(合金の量に対する金の割合)
という風に、意味もアルファベットのスペルも違います。
基本的にジュエリーに使われる貴金属は、強度を上げるために、
他の金属と混ぜて合金にしている場合がほとんどなのですが、
その合金の中に金がどのくらいの割合で含まれているかを表しているのが
「Karat(カラット)」です。
それなので、純金に対しての言い方としては「24カラット(24Karat)」
というのが正式な呼び方になります。
その他に、皆さんがよく聞いたことがある「18金」の場合には、
これは合金の中の75%が金であるということを表していて、
「18カラット(18Karat)」が正しい呼び方になります。
純金の「24カラット(24Karat)」が最高値であり、その数値が下がるほど、
金の純度が下がっていくという事になります。
また、金の純度であるKarat(カラット)は、その価値が正しいものである証明として、
リングやペンダントの裏側に刻印を入れることになっています。
指輪内側に「K24」や「K18」と刻印されている事に、
気付かれた事がある方もいらっしゃると思いますが、
この「K」とは「Karat(カラット)=金の純度」を省略したアルファベットの
頭文字の事なのです。
・24カラット(24Karat)=24金 = K24
・18カラット(18Karat)=18金 = K18
・10カラット(18Karat)=10金 = K10
また「Carat (キャラット)=宝石の重さ」はアルファベットを省略した形で、
「ct」なのですが、「ct」の場合、指輪内側には「ct」のアルファベットは入れずに、
その数字のみ入れているのが、一般的です。
「Carat(キャラット)」と「Karat(カラット)」の違いがお分かりいただけましたでしょうか?
ちなみに私たちSt.Maria(サンタマリア)のサイトでは、「宝石の重さのCarat」の事は「キャラット」と表記しています。
***CARAT(キャラット)について、さらに詳しくは下記をご参照ください***
■婚約指輪・ダイヤモンドの選び方*CARAT(キャラット)について
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