【クリスマスリース】について
もうすぐ12月25日、St.Maria(サンタマリア)はアトリエをオープンしてから3度目のクリスマスを迎えます。
アトリエ内にはクリスマスツリーを、入口の扉にはクリスマスリースを飾りつけ、すっかりクリスマスらしいムードになっています。
今年はイブとクリスマスが土曜、日曜という事もあって、きっと街は賑やかに盛り上がり、あちらこちらでプロポーズ、なんていう事も多いのではないでしょうか・・・。
さて今回はそんなキラキラなクリスマスにちなんで、クリスマスリースについてお話してみたいと思います。
目次 |
1.クリスマスリースの由来
クリスマスリースといえば、名前の通りクリスマスに結びつきのあるアイテムなので、一見キリスト教から始まった文化だと思われる方もいらっしゃるかと思います。
クリスマスリースの始まりは諸説ありますが、その中でも有力とされているのは古代ローマから始まったという説です。
古代ローマでは勝利を称える象徴として、月桂樹の枝で作った冠が贈られていました。
そんな縁起の良い月桂樹なので、私たちSt.Mariaのアトリエでも、月桂樹のデザインの結婚指輪「Foglia(フォイエ)」をお作りしています。
そして、時代が進んで4世紀頃にローマ皇帝がキリスト教を国教と決めたことで、教徒達の間でローマの文化が広まっていき、19世紀に入る頃には頭に被るのではなく、クリスマスや新年などのお祝い時に家の玄関の扉などに飾り付ける習慣に変化したと言われています。
それなのでクリスマスリースが始まったのはかなり最近のことですが、現在ではヨーロッパやアメリカ、日本など幅広い国で親しまれています。
2.クリスマスリースの素材と意味
クリスマスリースに使われる素材は色々な物がありますが、ポピュラーなのは以下の素材で、またそれぞれに意味が込められています。
・モミの木の枝・・・常緑樹の枝には生命力・豊穣といった意味
・松ぼっくり・・・収穫、神への供物の意味
・柊の葉・・・イエス・キリストが被ったイバラの冠、魔除け
・柊の赤い実・・・太陽の炎、イエス・キリストが流した血
・リボン・ベル・・・魔除け
こういった風に、クリスマスリースは作物の実りや陽の温かさ、厄除けなど様々な縁起のある素材を使って作られているため、クリスマスのシーズンはより良い日常を過ごしたいという想いを込めて、玄関に飾る家庭が増えました。
またクリスマスリースは繋がった輪の形になっていることから、「幸福が永遠に途切れることなく続いていく」という意味もあるそうです。
クリスマスリースを飾っておくと、家族や恋人との素敵な時間を過ごす上で、よりクリスマスらしい雰囲気を感じ、楽しむことが出来るのではないでしょうか。
今までクリスマスリースを家に飾ったことの無い方でも、幸福を祈り日常をさりげなく彩り豊かにする意味も兼ねて、ご自宅の玄関に飾ってみるのも良いかもしれませんね。
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St.Maria(サンタマリア)
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